鎖骨骨折で人生初の入院、手術をした話

一か月前自転車の転倒事故で鎖骨を骨折し、人生で初めて入院と手術を行いました。

鎖骨骨折での手術についてはあまり情報がなく不安でした。

そこで同様の悩みを抱える人に向けてこのブログを通じて鎖骨骨折の治療について書き残しておきます。

本日はざっくりの概要をお伝えしたいと思います。

 

目次

  • 鎖骨骨折でも手術することがある??
  • 費用は?入院期間は?
  • 手術後の痛みは?
  • 退院後の生活について
  • 全治は?

 

  • 鎖骨骨折でも手術することがある??

こうして記事を書いているわけなので手術することはあります。

ただしほとんどの場合は手術をせず固定用のバンドを用いた保存治療になると思います。

鎖骨骨折は全骨折の中でも比較的多い症例で、ほとんどが鎖骨の中心部で発生するようです。

ただ私の症状は鎖骨の肩寄りの部分で骨折していました。そのためバンドでの固定があまり期待できず手術が選択されました。

手術方法は折れてずれた骨を真っ直ぐにし、そこに金属製のプレートを挿入する手術です。医学的には「観血的整復術」というらしいです。

こうしたケース以外にも治療期間を短くしたい場合なども手術療法が選択されることがあるようです。

 

 

  • 費用は?入院期間は?

入院~手術で4泊5日、15万円ほどかかりました。

しかし私の場合は高額医療費制度によって実費での支払いは8万円程度でした。

高額医療費制度は自動で限度額を超えた分は払い戻しになるようですが、事前に限度額適用認定証を用意しておくと実際の支払い時も自己負担額が少なく済むため用意しておくとよいと思われます。

また入院までの診察(2日間)でレントゲン、CT撮影などもろもろで1万5千円程度かかっています。

 

 

  • 手術後の痛みは?

めっちゃ痛いです(笑)

手術自体は3時間程度で終了します。

人生初の全身麻酔での手術でしたが、衝撃的な体験でした。

麻酔は呼吸器と点滴で入れたようですが手術台に寝かされ、「麻酔入れるので少し腕が痛くなりますよ~」と言われた10秒後には意識消失、起きたら病室のベッドでした。

起きた瞬間から肩甲骨をとがった棒でいじられているような鈍痛が酷くすぐにナースコール→座薬(ボルタレンだったと思います)のコンボです。

この座薬は入れて10分ほど効き始めで4時間程度は痛みを感じずに済みます。

ただし痛み止め自体は6時間間隔でしか服用禁止だったため2時間程度はベッド上で悶絶していました。

 

 

  • 退院直後の生活について

4泊5日の入院中、手術は2日目に行いました。

ですので手術後4日間は病院で安静にしていました。特に手術後6時間はベッドの上から動くことも禁止されています。おそらく全身麻酔をした場合は同じような処置になるのでしょうか。

手術後の痛み自体は日に日に軽くなっていきますが、今度は挿入したプレートが骨に当たるような痛みが強く、立ち歩くだけでも精一杯でした。

ちょっとした衝撃で「ゴリッ」という音と痛みがあり正直退院するのがかなり不安だったことを覚えています。

実際退院した時はかなり大変で、30Mほど歩いては止まり、電車のブレーキや発車の横Gで痛みが出るため帰宅したときにはかなり体力を消耗していました。

幸い退院は土曜日だったので日曜日も家で安静にし月曜日からは仕事を再開しています。

 

 

  • 全治は?

半年程度だと言われています。

今後挿入したプレートを摘出する手術を10月に予定しており、それまでは肩の可動域は90°に制限されています。

摘出後のリハビリによって以前の可動域に戻していくため、そのリハビリが2か月程度必要です。

たかが鎖骨骨折ですが全治6か月と思っていた以上に重傷でした。

 

以上で骨折後1.5か月経過した段階での概要です。

現在も絶賛リハビリ中ですので、経過は随時UPしたいと思います。

本日挙げたトピックスについては細かく解説していきたいと思います。